家を買う際には、貯金がないと困難です
住宅を購入する際は、貯金がないまま住宅ローンを申し込んで家を選ぶことはお勧めできません。
というのも、住宅を購入するには住宅ローンの月々の返済だけでなく、初期費用も必要となるからです。
実際、家を買った後には引越しの費用や固定資産税の支払いなどが生じる可能性がありますし、リフォームが必要なケースもあります。
そのため、全く貯金を持たずに家を買うことは非常に困難です。
参考ページ：頭金 なし 貯金 なし マンション ・一戸建て購入｜購入は大丈夫？
不動産の取得税について
不動産を取得する際には、不動産取得税という税金が課せられます。
この税金は、現金で支払う必要がありますが、住宅ローンに組み込むことも可能です。
ただし、諸費用を住宅ローンに含める場合、借入総額が増えるため、毎月の返済負担や金利支払いも増えることになりますので、ご注意ください。
マイホームを購入する際の負担
マイホームを購入すると、購入後も毎年支払わなければならない費用があります。
具体的には、「固定資産税」と「都市計画税」という税金です。
これらは、不動産を所有することによって発生するもので、物件ごとに金額が異なります。
一般的には、固定資産税は年間10万円から30万円程度、都市計画税は年間1万円から10万円程度かかります。
また、マンションの場合には、「修繕積立金」と「管理費」という負担もあります。
修繕積立金は、マンションの共用施設や設備の修繕や更新に必要な資金を積み立てるための費用です。
これによってマンションの資産価値を保ち、快適な暮らしを続けることができます。
また、管理費は、マンションの共用部分の清掃や維持、管理業務にかかる費用です。
これらの費用は、マンションの管理組合によって毎月集められ、管理会社に支払われます。
ですので、マンションを購入する際には、これらの負担も予算に含める必要があります。