コンテンツへスキップ

司法書士に成年後見人の相談体験

  • by

病気で施設へ入居している夫には多額の借金があり、預貯金が全くありませんでした。そんな夫と離婚したいと考えましたが、後見人を決めなければ離婚が出来ない、また遠方にしか親族がおらず、近くに住んでいなければなかなか後見人として審判が降りづらいとの事で司法書士の先生へ相談し受けていただくことになりました。裁判から後見開始までは2?3ヵ月かかりました。私自身も預貯金は少なく、幼い子供を育てていたため、夫の施設費用と自身の生活費で赤字の生活を送っており、早く決まってくれと願うばかりでした。
司法書士の先生に裁判所に提出する書類作成や後見人をお願いする費用として10万円ほどお支払いしました。また、場合によっては後見を受ける側と裁判所から指名された医師が面談をし、後見の度合いを決める事があります。この費用も、さらに10万円ほどかかりました。
後見開始後は、法テラスの自己破産の手続きや生活保護の申請をしていただき今では生活保護を受け、生活しています。
私は司法書士の仕事を全く知りませんでした。夫だけでなく他の方の後見人もしていらっしゃるとの事で、とても多忙であり大変な職業だと関心しております。何も分からない私に一つ一つ丁寧な説明をしてくださり有り難く思います。